今回は3つの会社で複業家として働くまいまいさんにお話を伺いました。

3種類とも違う場所・職種で働く彼女から、「”好き”を仕事にする働き方」、「自分らしい生き方」について語ってもらいました!

今の仕事を続けるか悩んでいる方のヒントにもなるかもしれない記事をお楽しみください。

まいまい:1991年生まれ
趣味はクラシックバレエ
大手人材会社にて、営業・キャリアアドバイザーを経験後、外国籍人材を日本の企業に紹介する新規チームの立ち上げを経験。2018年9月から複業家として活動を開始し、現在は前職の経験を生かした”外国籍エンジニア採用”、バレエに関わる業界での”プロジェクトコーディネート”、大学時代の留学経験を生かした”英語の個人レッスン”、と3社で3つの仕事をしている。
2019年8月からデンマークに留学。

日本人は仕事しすぎなのではないか?という違和感から退職へ

ー前職はいつお辞めになりましたか?

去年(2018年)の8月です。

それから結構あっという間に感じましたが、変化も多くて濃い一年だったと思います。

ーなぜ辞めようと思われたんですか?

海外の働き方を実際に見てみたいという想いがあったからです。

元々海外への興味はあったものの、社会人になって日本の働き方に疑問を持つ機会が多くありました。

毎年世界幸福度ランキングを見るたびに「例年上位にランクインする北欧は、労働時間は日本と比較して短いのに生産性が高いのはなんでなんだろう…?」とずっと思っていたんです。

北欧に関する色々な本や記事を読んでいる中で、もちろん社会の制度や歴史は違うのですが、人々のマインド面でも違う所があ流のではないかと思ったんです。

そうしている内に「実際に自分で見てみたい!」という思いがどんどん強くなっていき、「行くなら20代のうちだ!」と思い勢いもあって辞めました。

会社員時代は外国人に囲まれた部署での勤務

ー日本の働き方ではどういうところが気になりましたか?

一番は「仕事への考え方」と「労働時間」です。

日本ですと生活の中で仕事が第一で、自分を犠牲にしても働く人が多い様な印象があって、かつそれが美徳になっている風潮もあるのではないかと思います。

働く中で労働時間についても、「残業=頑張っている」という感覚がまだ残っているなと感じました。

前職で外国籍の方の転職支援をする中で、「日本の就業文化って世界で見ても独特なのかも?」という想いが強くなっていきました。

「私の発想はゆとりなのかな…」という葛藤は常にありました。

しかし、仕事の後にバレエのレッスンに行く時は「やっぱり日中の仕事の効率も上がってメリハリがついたから、終わりの時間も決めた方が会社にとっても個人にとってもいい」と思うようになったんです。

複数の掛け持ちで仕事にメリハリをつける

ー今3つの仕事を掛け持ちされているとのことですが、1週間どのように活動をされていますか?

採用の仕事は毎日スカウトをしつつ週1回出勤です。
バレエの仕事はプロジェクトの状況によって週2~3回出勤、英語の授業は週2~3回実施というのが大まかなスケジュールで、毎週その時々で違うイメージです。

給与面で言えば正社員で働いていた時より月給ベースでは上がりました。

保険と国民年金とか住民税は自分で手続きして払います。
また、会社員の頃は健康保険の会社負担があったのが、今は全額自分で払うとかの違いはあります。

ー仕事は楽しいですか?

楽しいです!
業務委託の場合、案件のミッションとか職務内容が明確だから、自分が何をすべきかが見えやすいという利点があります。

それぞれのやるべき業務を自分の生活の中で組み立てて働く、ということが性格にはあっていて、飽きることもありません。

ー飽きないみたいなところでいうと、どういうところがポイントになりますか?

”全く違う領域、職種”なので、仕事ごとに一回一回頭を切り替えられるところです。

それが負担になる時もありますが、変化をつけながら切り替えて働くと視野が広がるし、思考が凝り固まらない気がしています。

仕事量のコントロールとスキルの切り売り感への不安

ー仕事をする中で不安や不満はありますか?

私は今の働き方があっているなと思いますが、強いて言えば言うなら不満と不安が一つづつあります。
不満とは少し異なるかもしれませんが大変なところで言えば、良くも悪くも業務量をコントロールできないところです。

例えば、3つの仕事先それぞれが忙しくなった時に、限られた時間をどのように配分していくかというところです。
「どこか一つが忙しいから」と、途中で断るわけにもいかないので、頑張って調整しなければなりません。

業務の締め切り等を確認しつつ、移動時間を短縮することで業務の時間を生み出せるのであれば、リモートで対応させてもらっています。

ー不安に感じることはなんですか?

長期のスキルアップについて不安はあります。
業務委託の場合、基本的には今のスキルで出来ることが案件の中心で、未経験の仕事を受けることは殆ど無いので、そうなると「より高いスキルが必要な案件を受けるための経験をどこで積もう」と考えることになりなます。

人事領域で例えると、採用の経験だけで人事制度の設計構築の案件は受けられません。
そう考えると雇用された形で働いた方がスキルの横展開は出来るのではないかと思います。

右側がまいまいさん
学生時代から続けるバレエの楽屋にて
好きが高じてバレエの仕事へも参画している

案件は知り合い経由で獲得

案件の獲得先は知り合いからの紹介が多いです。
人事の案件は前職の先輩、バレエの案件は通ってるバレエ教室の先輩、英語講師は昔参加した国際交流事業の同期からの紹介です。

ご縁に助けていただいてます(笑)

前職を退職したことを言ったら声を掛けてもらうことが多かったです。
そういう意味では「仕事探しています!」と、自分の状況を発信することも大切なのかもとも思います。

ー案件はどういう基準で選んでいますか?

自分の前職でのスキルを活かしつつ、「その先の可能性を広げられそうかどうか?」という観点で見ています。

「出来る」×「やってみたい」という直感もあります。

今の仕事はそれぞれ業界も職種も違いますが、
「英語×リクルーティング」、
「英語を人に教える」、
「英語を使って海外のバレエ学校とのプロジェクトに関わる」という様に、英語というスキルを活かしながら色々な関わり方が出来ているのは有難いです。

プランド・ハップンスタンスというキャリア形成論にもある「色々な偶然が重なってキャリアが出来ていく」というのを正に感じていて、一つの仕事で学んだことを全く違う仕事で活かせたりする発見も複業をしてみて強く実感したかも。

デンマークへ飛び立ちます

(2019年)8月にデンマークのフォルケホイイスコーレに短期で留学をすることにしています。
留学中もオンラインで出来る仕事は続ける予定です。

※フォルケホイスコーレ:デンマーク生まれの全寮制の成人教育機関

学校では主にプロジェクトマネジメントを学ぶ予定です。
授業以外にも、デンマークの暮らしを体験したり、どのような就業観で現地の人が働いているのかを実際見て・聞いてみて、「今後私がどうキャリアを積んで、またどのような生き方をしたいか?」ということを明確にしたいと思っています。

学校の授業が終わってからは、職場コンサルティングを行っている現地の会社のセミナーに参加して、現地の企業文化についても学びたいと考えています。

今後についてははっきりとは決まっていないませんが、デンマークで得た直感を大切に自分らしさを忘れないで働きたいと思っています。

日本の企業のグローバル化だったり、働く人がより楽しく働ける環境作りに貢献出来たらいいな、と思っています。

この記事を書いた人
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ふじもん

AW編集長。
大手人材会社⇨2期目のスタートアップ⇨渋谷のベンチャー。
1社目の同期である社長に誘われ、AWに参画。

複業をすでにされている方がいらっしゃいましたら、是非ともお話お伺いしたいのでメッセンジャーでご連絡ください。

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