ー現在までの新卒からのご経歴を教えてください。

新卒でデジタルコンテンツの配信サイトの運営をやっていました。

いわゆるECサイトの運営です。アダルトが主だったのですが、同人作品と呼ばれる一般の方が作られた電子書籍や動画を販売する部門で、メール営業からキャンペーン、企画、売上管理を担当していました。

就活中に、「現在後アダルトのばしていきます」っていわれて、「それでも大丈夫です」と言ったら見事にその部署に配属されました(笑)
その部署でゴリゴリアダルトで売上を立ててました。


その会社で1年半ぐらいでやっていたのですが、成長という観点でいうともう少し違う会社に行きたいなあっていうのがあり転職をしました。

次の会社はWeb制作会社に入って、Webサイトのアシスタントディレクターの業務をやっていました。

そこで大手広告代理店のグループ会社に常駐していたのですが、できることがほとんどありませんでした。

例えば文字校正や、サイトの歪んでる部分を直したりだとか、電話番とかお茶くみなどの雑務を対応していました。
転職理由が「30代、40代のバリバリ現役の方に揉まれたい」だったのですが、揉まれすぎて、自分のスキルと覚悟の無さが露呈してしまいました。

精神的にも辛くなってきて、そこを10か月ぐらいで再度転職を決意し、リクルートキャリアにCV職という契約社員として2015年7月に転職をしました。

そこではリクナビNEXTの提案営業を行っていました。
私がいた部署は既存のお客様の採用成功率を高水準で維持し、リピートをいただく部署でした。

数年前から競合の求人広告媒体のシェアが上がってきて、入社してすぐは良く見積書を比較されて失注していました。

リクナビNEXTは掲載単価が高いので(笑)


そのため採用成功してもらうイメージを持ってもらうため、求職者のインサイトを探しにいったり、採用成功してもらうため採用フローの設計等々をもお手伝いしていました。

そして昨年末で任期満了により退職しました。

そこから2ヶ月間はフリーランスで仕事をしていたのですが、2019年3月13日に起業しました。

現在の事業の柱としては求人広告の代行事業と採用代行を軸にやっています。

業務委託として、デジタルマーケティング領域の複業支援サービスのCS業務を引き受けたり、アルバイトマッチングアプリの営業渉外なども引き受けたりしています。

様々な仕事をやってはいますが、採用の領域からぶれないように仕事を受けています。

まさか独立するとは思っていなかった

ーもとから独立するということは決めていたのですか?

いや、独立したい欲はありましたが、実際に独立するとは思っていませんでした。

今となっては、独立したときのために、私個人のファンをもっと作っておけばよかったなって思っています(笑)

ー現在のお仕事の話で、求人広告と採用代行ということで、求人広告でいうと、元々のお客さんプラス新規開拓ということですか?

元々のお客さんがメインですね。いまでもお打ち合わせの時間をいただけたり、採用に困ったらご連絡いただけるので、本当に感謝しています。新規開拓はほとんど行っていません。経営者交流会などにはたまに参加させていただくので、それが数少ない新規開拓かもしれません(笑)

ー採用代行はどのようなことをされていますか?

採用ページに載せる原稿の作成やスカウト文面作成、配信代行、面談代行など多岐に渡ります。

現在はまだそんなに実績が多くないので、実績を増やそうとしている段階です。

いまの私では新規で顧客開拓する前に、副業支援のサービスなどを利用して、まず実績作った方が良いなと思っています。もちろん直接仕事を取ってきたほうが、色々美味しいとは思いますが、まだ弊社には実績という信用が決して高いわけではないので。

ー1週間の流れとしてはどのように動かれていますか?

ものすごくフレキシブルに仕事させてもらっています(笑)

いま頂いている業務委託はリモート対応が可能なので、随時自宅で対応しています。

隙間時間があれば、自分の会社のお客様のフォローや提案書の作成など行っています。

業務委託の会社がみんな私の会社の応援といろいろな理解をしていただいているので、仕事がすごくしやすいです。

ーご自身で仕事を始めるにあたって、もともと貯金はあったのですか?

いやほぼなかったですよ(笑)リクルートのときにキャリアアップ支援金という任期満了したら100万円もらえるという制度があって、それは資本金に充てました。

立ち上げてすぐにかつてのお客さまから掲載の案件を頂いたり、運用の業務委託の案件をいただいたりしたので、お金に困ることはなかったです。
もちろん豪遊などはできないですが(笑)

会社を設立してからは、売上を増やすことはもちろんですが、固定費を下げることも意識しています。

リクルートにいたときは三軒茶屋に住んでいて家賃だけで10万弱飛んでいたのを、水道・電気・家賃含めても8万ぐらいには下げられました。そういうのをリクルート辞める前に整えたっていうのはありますね。

固定費を下げることは大事だと思います。Excelで簡単な売上と利益予測を計算しました。

もう一個仕事をしていた方が良いなと思ったので、Wantedlyで仕事を探して、業務委託契約を結んでもらったりもしました。

いくら必要か目処をつけると、「次どうしたらいいか」と考え始めるのでおすすめです。

ドンピシャの経験がなくてもアピールすることで案件を掴める

現在はもう少し仕事を増やそうと思っていまして、Another Worksさんで、メガベンチャーと契約させていただきました。

新卒採用の説明会代行の案件です。

私は新卒採用に関する経験はないのですが、第二新卒の採用支援は経験があったので、そこを定量・定性でアピールしました。

自分にドンピシャな経験がなくても、どんどんアピールした方が良いと思います。

「この経験もしかしたらこの仕事に活かせるんじゃないかな」みたいな感じです。

満員電車からの解放が一番のメリット

ー現在の働き方について、良い所と大変な所を教えてください。

良い所で言うと、一番は満員電車に乗らなくて良いことですかね。

帰りは、飲みに行ったりすると帰宅ラッシュ巻き込まれることも結構あるのですが、朝の通勤ラッシュはほぼ巻き込まれないということが良い点です。

また時間と場所を問わない状態でずっと仕事をできることが魅力的だと思います。

もちろん対面でコミュニケーションを取るメリットも十分理解しているつもりですが、ネットインフラが整ってきた今のご時世、仕事をする場所を制限するのってもったいないなと思っています。

大変な所でいうと、いつ業務委託の仕事が終了してもおかしくない状況であることだと思います。

「来週ちょっと打ち合わせしたいです」って言われるとちょっとだけソワソワします(笑)
そこの不安はずっと抱えていますね。

だからこそ1箇所ではなくて複数の仕事をしたいという思いがあります。

「これが無くなってもこっちがある」というものがあると、精神的に安定して、いいパフォーマンスが発揮できると思っています。

また、ひとりの時の孤独感はあります。

ただありがたいことに、業務委託先が温かく迎え入れてくれるので、いまはあまり孤独感を感じずに仕事ができています。

業務的なところではマルチタスクという点も大変に感じることはあります。現在自分の事業を含めると、4つ5つぐらい業務に関わっているので、優先順位をつけてやったりと、頭も疲れます。人より3倍ぐらいは頭を使っているかもしれないです(笑)

ーマルチタスクが苦手な人からしたら最初は大変そうです。

初めは大変に感じると思います。孤独感もそうですけど、何もしないと仕事が来なかったりすると思うので能動的に動くことも必要です。

あと私、仕事のアピールの仕方は得意な方かもしれません。「ここまでやりました」という成果をうまく表現して、いかに信頼を勝ち取っていくかっていうのが大事だと思います。

社員じゃない分、自分で成果をアピールしていかなきゃいけないです。

お客様の期待に120%に答え続けていく

ー今後の展望について聞かせてください。

人材の仕事をしている人って沢山いるので、なかなか差別化を図ることはできないのですが、私のファンになってくれたお客さまには、120%で答えたいと思っています。その数を増やしていきたいです。私一人で限界があるのであれば、他の人を雇って、いずれ自社プロダクトを持ちたいですね。まずはファンを増やすことが大事だと思っています。

元々承認欲求が強かったのと、根っこもネガティブなので、私に対して期待をしてくれているっていうのは本当にありがたいことだと思っています。

また、仕事を頂けることのありがたさを凄く感じます。

その期待には応えなきゃだめだなと思っています。

独立してから感じる「仕事をいただけるありがたさ」

ー会社で働いていた時と現在では、仕事に対する向き合い方は変わりますか?

取り組み姿勢とかはあまり変えていないつもりです。
でも今は、仕事を頂く時のありがたさをもの凄く感じるようになりました。まだ会社としての信用はゼロの中、仕事を振っていただけるのは素直に嬉しいですね。

ーご自身の性格をネガティブとおっしゃっていますが、その性格を直したり・逆にうまく使おうとご自身で意識されているところはありますか?

「じゃあどうしよう」思考でネガティブ思考に対処

何につけてもめちゃくちゃ悩むのですが、「悩んでいるだけだと何も成長しないので時間が無駄だ」と思えるようになりました。

そこで止まるのではなく、「じゃあどうしよう」と考えています。

あとは、意識的にマインドの切り分けもしています。

もともと仕事で断れられると人格否定をされたような気分になって凄く落ち込んでいたのですが、「別に人格の否定はしてないよ」ということを上司によく言われました。

現在もその気持ちは少しあるのですが、「それとこれとは話が別だ」と、自己暗示かけています。

ー確かにコトを否定しているけど自分自身を否定されている気持ちになっちゃうっていうのは多いですよね。

そうですね。あと、あんまりくよくよしすぎても仕方ないなって。何か仕事しながら後悔することはたまにしますけど、「ああもうだめだああああ」っていって閉じこもることはしないように意識しています。

考え込むだけでは何も生めないですから。

私は成長って言葉があまり好きじゃないのですが、「どうせ傷ついているんだったらそれを糧にした方が良くない?」と思いながら仕事をしています。

この記事を書いた人
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ふじもん

AW編集長。
大手人材会社⇨2期目のスタートアップ⇨渋谷のベンチャー。
1社目の同期である社長に誘われ、AWに参画。

複業をすでにされている方がいらっしゃいましたら、是非ともお話お伺いしたいのでメッセンジャーでご連絡ください。

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