JOEさん:関西のジャニーズでダンサーとして活躍。その後USJでダンサー、一般企業での営業職を経て個人で事業を開始。現役ダンサーとしての活躍だけではなく、ダンスレッスン、Youtuberとして活動をしている。
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ダンスを軸にしたキャリア形成

ー最初にJOEさんのご経歴を、お仕事始めたタイミングから現在まで、教えてください

ダンス歴でいうと13年です。
16歳からダンスを始めたことがキャリアのスタートです。、わかりやすい経歴を言うと、ジャニーズjr.を関西でやったりとか、USJのダンサーをやってきました。
現在は、ダンスを軸に生計を立てています。

ーダンスで生計を立てているというと、具体的にどのようなことをされているんですか?

まず一つが、ダンスのコミュニティを作り運営をしています。

ダンススクールに近いことをやっています。
生徒を抱えているような感覚です。
あとは、イベントを自分たちで主催したり、福祉の事業としてのダンスもやっています。

具体的にいうと、見た目では分からない障害を持っている子供とかに、ダンスを教えています。知的障害に近いような、重度じゃない障害を持った子たちです。

ーコミュニティ運営はいつ頃からされてたんですか?

2,3年ぐらい前からです。そのあたりから自分一人ででできるようになったかなって思います。

ーそれまでは、会社に所属して、ダンスをされていたのですか?

そうです。サラリーマンです。

営業の仕事もやりました。何か物を売るということをまず私は勉強しないといけなかったので、実際に電話で何かものを売る仕事も経験しました。

ダンスとは関係ないと思ったのですが、その経験をしたことで現在ダンスを仕事としてやっていけていると思っています。


挫折から見えてきた「好きなことを好きな時に好きなだけやる」

ー当時から将来的に独立したいという思いがあったのですか?

独立という概念というか、私はどこかに勤めるっていう考え方がどうしてもできなくて、性に合わないと思っていたのです。

だからこの働き方をしています。

私の人生の軸として、「好きなことを好きな時に好きなだけやる」という、自由なイメージを思い描いているんです。
それに沿ってやっている、という感じです。

ーいつ頃からそのような想いをもつようになったのでしょうか?

挫折してからなので22,23ぐらいから、どこかで勤めるっていうのは辞めようっていうのを決めました。

ー先ほど挫折という言葉がありましたが、どういったことがあったのですか?

実は挫折を2回経験しています。まず16歳の時に、むちゃくちゃ大きいダンスのチャンスがあったんですけど、それが叶わなかったことです。そして、22から23にかけて、もう一つ同じように、次の機会がなかったチャンスがなかったんです。ダンス関係で。

22の時は、ジャニーズの次の仕事がなかったというイメージですね。
クビとまではいかないですけど…つまりはそういうことですね。チャンスを与えられた人もいたけど私には与えられなかったということです。

そのことがきっかけで、自分の芯がもっと見えました。

コミュニティが勝つ時代

ー現在のコミュニティに関してもう少し教えていただきたいのですが、最初コミュニティを立ち上げようって思った時に、どのように進めていったのですか?

元々本格的に始める前から、「人を集める練習」をしてました。

例えば5人を集めて何かイベントをやるとかです。

ダンススクールを経営してしまうと、もう勝てないんです。

私は大阪にいるのですが、大手がいっぱいありますので、先にやっているところの真似をしたって仕事が成り立たないんです。

そのことを考えたときに、「他の人がしないことをしよう」というところから、はじめていきました。

また、今の時代はコミュニティが勝つと思ってます。

時代の波に乗ろうという思いもありました。

多くのに人を集めるということを先にやらずに、まず少人数でも人を集めるっていうことをずっとやってきました。なので、コミュニティ作ろうと思ってやっていたというよりは、昔から人を集めることをやっていたんです。

「そういや俺、人を集めるのって人より上手いよな」と。

自分の今までの経験を生かせるので。

ー具体的にコミュニティ内では、どういうことをされているんですか?

ダンスレッスンをやっております。

中身はダンススクールと近い形です。2ヶ月に1回はイベントをやってたりしています。

参加費を払ってもらって、うちのコミュニティに入って頂いています。レッスン費とか、レッスンチケットっていうのではなくて、コミュニティの参加っていう価値を売っています。中身がダンスなだけです。

場所を自分で持っていないというところも、ダンススクールとは異なります。

ー現在どれぐらいコミュニティのメンバーがいるんですか?

180人ちょっとぐらいです。

今後も増えていくと思います。

ダンスを始める敷居を下げる

ーこれだけの人がコミュニティに入ってくれていいますが、どういう所が上手くいってるポイントなんですか?

客観的に考えると、ライトにダンスをしたい人たちの”本心”を捉えてルことができているからです。

元々ダンススクールに行く人たちを狙ってるんじゃなくて、もっとカジュアルにダンスがしたいなという人です。

そういう人たちをターゲットにしてるのですが、その人たちの価値観とかを理解しています。

日本人とダンスは相性が悪いんです。「恥ずかしい」とか、「前に出たくない」という方が多いので、そういうところを理解してあげる。

その人たちに向けた内容を提供してあげています。

ダンサーの人たちはダンサーの価値観を一般の人に押しつけがちなのですが、そういうことが私たちのコミュニティにはありません。

テレビとかミュージカル映画も増えてきており、テレビでもダンスは観ることが増えています。

なので、「カジュアルにやりたい」という方は沢山いらっしゃるんです。

DA・PUMPのUSAが流行って、おっちゃん達が「ちょっとやってみたいな」というような感じです。

コミュニティでやっていることをもう少し詳しくお話しすると、ダンスイベントの企画と、運営をしています。

また、少し話は変わるのですが、私はYouTubeでも収益を得ています。

ーイベントの企画というと、どんなことをされているんですか?

イメージしていただきたいのは、劇場とかに観に行くミュージカルのようなイメージです。

チケットをお客さんに買ってもらって、来ていただいて、私たちのダンスを観てもらいます。

自分たちの仲間や、知り合いとかを呼んでやっています。コミュニティ内の素人の人たちも出演しています。

ステージに立つことへのハードルが高いと思ってらっしゃる方がまだまだ多く、「下手な人を出させない」価値観も(ダンス業界には)まだあると思っているので、そういうことをなくしたいです。

どんな人でも気軽に、「会社帰りにステージに」立つくらいのライトな感じが理想です。

実際お客さんってダンスが何が上手いかなんてわからないんです。

ダンサーはプライドが高く、価値観が凝り固まっています。

ダンス業界だけでグルグル回っているみたいな感じなんです。

「ダンスでは食べれない」って、イメージありませんか?。

ーそうですね。儲からなさそうっていったらあれですけど、そんなイメージがありますね。

それって今の話っていうのが原因の一つだと思っています。
ダンサー内・業界で、グルグル回って、一般の人は置いてけぼりなんです。

ー確かにそうですね、ダンサーとか、バンドマンと同じようなイメージですね。

やっぱり食べていける人は少ないです。

私の周りにもそんないないですし。

ーJOEさんは上手くマネタイズして、自分の好きを仕事にできている印象です。

私はそれを意識してますね。しっかりマネタイズしていかないと、他の方に何も示せないので。

ー話は変わるのですが、YouTubeっていうのはどういう動画を出したりしているんですか?

歌の動画を投稿しています。「JOE2451」でやっています。

内容としてはKinki kidsのカバーをしています。めちゃめちゃ似てるんですよ。

「ちょっと似てるな」とかではなくて、CD音源と同じぐらいです。

チャンネル登録数や、再生回数とか含め、そのジャンルではもう私がYouTubeの中で一番なんです。

ちょっと真似したりだとか。でもやっぱり私以上に似てる人はいない。私以上に熱がある人はいないという感じです。

ユーチューバーになりたい人はいっぱいいると思うのですが、なんでその人達が上手くいってないかっていうことも説明できますね。

ーサムネイルもシンプルですね。今も定期的に更新されていますね。

定期的にこういう動画を作ってくださいということも言われます。

また、歌の練習にもなります。仕事としてやっている感じではないです。

一切苦にならず、ある意味では遊びの延長でやっています。

それがお金になっているという感じです。

ー現在は一週間、大体どのようなスケジュールで、仕事をされているんですか?

基本的に、1週間に1回か2回の2時間ずつレッスンをしています。

それ以外はイベントとかのリハーサルが入ってます。

それ以外は自由ですね。

ー自由な時間はどういうことをしているんですか?

知識武装をしています。勉強と英語です。

これは仕事の範疇かもしれないですが、新しく加入する方の面談もしています。

私のところでは1週間に6回レッスンやっているのですが、1ヶ月の中でほぼ毎日レッスンがあります。

私以外の子が講師をやってくれるので私は毎日は出ていないのですが。

それくらい定期的に新しい人がコミュニティに参加を希望してくれているので、参加希望の方に対してに面談をしています。

ー面談はどのような意図でされてるんですか?

私のコミュニティはHPがあって動画とかが観れるのですが、そこでは「こういうコミュニティですよ」という説明をしています。

それを観て、私に連絡がきて、もう一回対面で同じ説明をしてあげています。

実際に会って不安を消してあげる、不安を取り除くということが意図です。

また、面談はデータになるんです。

1対1で対面で話すと本心を言ってくれます。

「今までダンスにこんなイメージを持っていたけれど、この動画みてこういう勇気が起きました」ということを直接言ってくれる。

つまりデータが取れるんです。

2年ぐらいで350人ちょっとと喋ってきましたので、350人が言っていることがデータとしてとれています。

一般の人ってダンスに対してハードルが高いんですよっていうのはなんとなく分かるんですけど、「350人中8割がそういうこと言ってます」、と数値で表されるともっと説得力上がりますよね?

1対1で喋るって時間もかかるのですが、一番大変そうなことが実はコスパが良かったりします。

皆さんやらないのですが。

好きなことで稼げる人を増やしていく

ー今後の展望について教えてください

「個人が大手を倒す」ではないですが、そういう所まで行きたいです。

たくさんあります。まずはダンスのコミュニティで言うと、大阪で一番ダンスする人はコミュニティのことを知ってるぐらいになりたいと思っています。

あとは「ダンスで食べれないという現状を、もっともっと変えていかないといきたいと思っています。

ーJOEさんみたいに稼げるダンサーを増やしていくイメージですか?

そうです。ダンスじゃなくてもさっき言ったバンドマンなどの、アーティストの子たちもです。発想を変えたら、私も事実として食べれてるので、自分の好きなことで生きていけるということを示していきたいなと思っています。

もう一つ、プレイヤーとしても私はしっかり結果を出していきたいので、運営・プレイヤーとらわれずに好きなことをとにかくやっていきたいです。

海外でもいつかやりたいです。

ー勉強は英語以外にどういうことを勉強したりしてるんですか?

行動心理学とかの心理学、ビジネスの勉強とか、脳科学とかです。

勉強しようという勉強ではないですね。

ー最近読んだ本で良かった本とかありますか?

一番最近で言ったら、『メモの魔力』って本ですかね。

もっと他のも読んでいるのですが、良いという意味ではこの本がおすすめです。

ギブし続けることで信頼を貯めていく

ー最後に、これからJOEさんのように好きなことを仕事にしたいという人に対して、アドバイス、をお願いいたします。

私が最初にやってきたのは、信頼を貯めることでした。

それがあったからこそ、現在の私の状況があります。

助けてくれる仲間がいるのですが、彼らがいなかったら成り立っていないです。

彼らには私のできることをギブ(与えて)きました。

なので、まずは他の方にギブをすることだと思います。

色んな仕事をやると、目先を追ってしまうんです。

だからみんなすぐ辞めてしまう。

もっと長い目で見てやった方がいいと思います。

目先の利益よりもまずはギブをする。ギブの精神が大事です。

これは極端な例ですけど、例えばダンスの依頼が来た際に、「10万円でやってください」と言われたら、「いや5万でいいですよ」とか言うこともギブです。

そこの10万円はもらわなくても、「え、こんなに低価格でやってくれて、こんなに仕事量あって…」となったら後でその人はもう、私に依頼をしてくるわけです。

そのように仕事がくる循環を作っていくということが良いと思います。

とにかく、目先のお金ではなくて、目先の信頼を得ていくのが近道かなって思います。

今の時代は特に。

だから、できるように、環境もやっていかないといけないですよね。そこはしっかり設計してやらないと、テキトーにやってたら無理ですね。

人生を設計するのと一緒で、デザインしていかないと、例えばお金がギブとして、しまくってたら自分が生活できなくなるとか、細かくデザインしていかないと、いけないかなと思っています。

JOEさんの今後の活動はTwitterでCheckしてください!

この記事を書いた人
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ふじもん

AW編集長。
大手人材会社⇨2期目のスタートアップ⇨渋谷のベンチャー。
1社目の同期である社長に誘われ、AWに参画。

複業をすでにされている方がいらっしゃいましたら、是非ともお話お伺いしたいのでメッセンジャーでご連絡ください。

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