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YoYの意味とは?前年比の成長率がすぐにわかる、計算方法を解説!

YoYの意味とは?

YoYとは「year over year」の略語で「ワイ・オー・ワイ」と読み、日本語で前年比という意味をもつ財務用語です。場合によっては一定期間を区切って使用されており、前年度比・前年同月比・前年同期比などという使われ方をしています。

企業の業績の一定期間の数値を前年の同じ期間の数値で割った比率を意味することから、百分率で前年のどのくらいの割合かを示したりするだけでなく、その差分で表すこともできる等、様々な表し方ができるものです。

YoYは財務用語であることからもわかるように、決算時において企業の経営状況は順調かどうかを判断する基準として用いられています。そのため、季節性を除いたその年のデータと対比するために便利な手段として大いに活用されていると言えるでしょう。

YoYの定義・使い方

会社の決算において経済指標が好調かどうかを見極めるとき、前月からどのように変化したかを単純に比較してしまうと、結論にミスが生じることが出てくることもあります。そのようなことを防ぐために使用されているのがYoYです。

YoYを使用することで、売り上げや儲けといったものの前年の動きや大体の傾向を把握することができます。さらに安定したデータにするために、3カ月ごとの四半期に分けて、前年比と比較しています。

しかしながら、商品やサービスによっては季節によって売り上げが大きく変動するものもあります。

YoYを使用して四半期ごとのデータを比較することで、季節性を考慮しなくてもあまり変動のない比較が可能となりえるのです。そのため、YoYの数値にあまり変化は現れないということが起きます。

YoYで比較するメリット

YoYで売り上げの変動を比較するメリットは大きく分けて2つあるため、それぞれ別々に見ていきましょう。

季節性などによる影響を除いて対比させることができる

YoYを使用する理由として、売り上げや収益などの前年の動きやおよその傾向を掴むためというものがあり、そのために安定したデータを手に入れるために四半期(3カ月)ごとに区切り、前年度と比較するということが挙げられます。

企業やその業種にもよりますが、扱う商品やサービスには季節性を伴うものが多く、長期間で比較するとそれに左右されてしまい正確な比較ができなくなるという欠点があるのです。

しかし、YoYを用いて期間を四半期ごとにすることで季節調整をかけなくても、変動の影響は少ないと考えられます。

そのため前年度の対比から算出される数字にあまり支障は出ないという利点があるのです。

長期的な視点で経営指針をたてられる

YoYを使用することで、経営サイドにおける企業指針をたてることができるというのもメリットの一つです。その年のデータを前年比と比較することで、どの部分が強く影響を受けているのか、また、改善するべきところはどこなのかが見えてきます。

それによって経営や財務において長期的な視点での運営を見通すことができるようになるのです。