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ビジョンとミッションの意味の違いとは?企業を強くするビジョンの作り方

ミッションの意味とは?

ビジネスにおけるミッションとは、企業などの組織・事業・経営などが関わる社会において、成さなければならないものごと、任務や使命のことを指します。

詳しくは後ほど解説していきますが、ビジョン・バリューを含めた3つの構成要素「MVV」で成り立っていることが多いです。

ビジネスで使われるミッションはラテン語由来の言葉で、「送る」という意味を持っています。

ラテン語としては、「神言を送る」「キリスト教の宣教」といった意味として使われることが多いですが、ここから「使命・成すべきこと」といった広い意味で使われることが多くなりました。

最終的に「何かを成すこと・果たさないといけない使命」のことをミッションと呼ぶようになり、事業展開などのビジネスの場でミッションという言葉が使われるようになっています。

映画で有名な「ミッション・インポッシブル」のミッションも同じ意味で使われており、この場合は「不可能な任務・使命」という意味をもちます。

基本的に、ミッションとは、任務・使命といった意味を持つ言葉として覚えておくとよいでしょう。

任務・使命は英語を直訳したものであるため、ビジネス以外の場でも活用することは可能です。

ビジョンの意味とは?

ミッションと合わせて使われることも多い言葉「ビジョン」は、主に経営理念という意味で使われるビジネス用語です。

いわゆる会社の存在意義や目指すべき場所をビジョンとして掲げることが多く、ほとんどの企業は一つ以上のビジョンを掲げ、そのビジョンを軸に社会活動(事業など)を行っています。

企業などの組織はワンマン経営をしない限り多くの方が関わることになるため、関わる人数が多ければ多いほど企業の方向性がブレやすくなります。

特に発言力が大きい方が複数出てくると、企業を独自にコントロールしてしまったり、別の視点から企業を成長させたりすることがありますが、このときにビジョンがあると企業としての方向性・在り方が大軸からズレなくなります。

ちなみに、ビジョンを軸に事業を展開するために成さなければならないことをミッションとすることが多く、ビジョンとミッションは互いに関係性をもった意味で使われることがよくあります。

バリューの意味とは?

バリューはいわゆる価値観のことです。

ビジョン・ミッションとの関係性が極めて強く、バリューを大切にした上でビジョンに向けて突き進み、ミッションを果たしていきます。

事業展開など実際に行動を起こす際の判断基準になることが多いため、抽象的なものではなく、現実的かつ具体的なバリューを設定するほうが価値あるバリューになることが多いでしょう。

適切なバリューを設定することで、「自分さえ良ければ」という判断基準ではなく、常にバリューを意識して行動を起こすことになるため、企業方針に合致した行動を起こしやすくなります。

具体的には「日々向上心をもとう」ではなく「個々の力を最大限発揮できる環境を大切にしよう」「なにごともまずはやり抜こう」といったバリューがよいでしょう。

このような具体性の強いバリューであれば、バリューとしての価値が高まり、ビジョン・ミッションに強い影響を与えてくれるようになります。

ミッションステートメントの意味とは?

ミッションと共に使われることの多い言葉として、ミッションステートメントがあります。

ミッションステートメントとは、用意されたミッションを果たすために具体的な行動や方針を具現化することです。

ミッションだけを設定しても、そのミッションを達成できないときは意味がありません。設定したミッションを敢行するためにあるのが、ミッションステートメントです。

つまりミッションステートメントとは、設定した経営理念(ビジョン)の使命(ミッション)を果たす・成功させるために、行動の軸がぶれないよう定める行動指針・判断基準と言うことができるでしょう。

企業を経営したり事業を展開をしていると、確定要素が1つもなく、かなり不安定な状況下でも意思決定をしなければならない場面にたびたび遭遇することになります。

そのようなときに、ミッションステートメントがあると、ミッションステートメントを軸に苦しい立場ながらも、意思決定をスムーズに行うことができます。

ミッションを設定したらミッションステートメントを絶対に設定しなくてはならないというわけではありませんが、あると意思決定の際に役立つでしょう。