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【5分でわかる】エグゼクティブサマリーの意味とは?例文・書き方を解説

ビジネスシーンで聞く、サマリーの意味とは?

サマリーとは、一言でいえば「概要」のこと。ビジネスシーンにおいては、会議の前に配布して議論を効率的に行ったり、あとから会議の内容が一目でわかるように整理する意味合いがあります。

会話においては「サマリーを作る」「サマリーを用意する」というように使われることが多いでしょう。くだけた言い方で「サマる」という方もいます。

たとえば「ポイントをサマリー的に伝えると」といえば、サマリーは「おおまかな内容」という意味になるでしょう。また「資料をサマっておく」の場合、「内容をまとめる」の意味になります。

サマリーは英語で「summary」。「要約・概要」の意味です。同じような意味を持つ単語に「digest(ダイジェスト)」「outline(アウトライン)」があります。しかし英語において「概要」という意味で使う場合、サマリーが最も一般的です。

一方で学術論文には、サマリーのほかに「abstract(アブストラクト)」「introduction(イントロダクション)」があります。この場合、

サマリー……論文の最後に分析結果を箇条書きしたもの
アブストラクト……最初に提示する、論文に興味を持ってもらうための全体説明
イントロダクション……研究のいきさつを説明する導入文

という意味の違いがあるので注意しましょう。

ビジネスシーンにおけるサマリーの使い方

サマリーは多くの業界で使われる言葉です。まずは最近よく耳にする、ビジネス用語としての使われ方を紹介しましょう。ビジネスシーンではサマリーは

・会議の資料
・議事録の要約
・統計の総合
・システムなどの説明書
・重要事項の覚書

など、第三者にわかりやすい資料全般を指すものです。

またWebにおいては、サマリーとは検索してヒットしたページリンクの下に表示される本文の一部、または説明文を意味します。

そして近年重要となっているのが、「Feedly」などのアプリを使用したRSS(リッチサイトサマリー)。登録したWebサイトの更新情報が一目でわかるサービスで、マーケティングにも活用されています。

そして金融業界。サマリーは市場の動向や、株式の変動をまとめたものとして知られています。たとえば

・外貨の変動
・株式市場
・国債
・金利

など、あらゆる1日のお金の動きを要約したものです。

最後に紹介するのが、福祉業界。「看護サマリー」や「介護サマリー」などと呼ばれています。

たとえば患者の体調の急変などで入院が必要となったとき。本人の性格や家族構成、通院履歴などをまとめて転院先に提出する資料がサマリーです。つまりこの場合のサマリーは、引き継ぎという意味合いが強いといえるでしょう。

サマリーを使った例文

それではビジネスシーンにおいて、どのようにサマリーは使われるのでしょうか?ここでは会社員Fさんが商品Cについてのプレゼンを行うとして、サマリーの使い方を紹介します。

①準備

Fさん「会議のために資料を作らなければ。必要なものはプレゼンテーション用のスライド、また参加者アンケート、そしてサマリーを何枚か準備しよう。また具体性を出すためにデータの数値をサマっておこう」

②発表

Fさん「まずは商品Cについて発表を行います。手元に配布した、調査結果のサマリーをご覧ください。

・メインの購買層は20代女性
・5月〜7月にかけて売上が好調
・インスタ映えする見た目のものの売上が増加傾向にある

ただいまより、これらについて詳しく説明を行います。サマリーをめくって資料1ページ目をご覧ください」

Fさん「以上の結果を踏まえ、今後の事業計画の見通しについて報告いたします。まずは今年度の業績について、前回の発表より上方修正を行います。業績予想の修正サマリーをご覧ください」

③会議終了後

Fさん「会議の議事録を作成して、上司に提出しなければ。またあとから内容がわかりやすいように、サマリーをまとめておこう。また商品Cの関連商品Dの取り扱い方法について、サマリーを社員に配布しよう」