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マイルストーンの意味とは?プロジェクトのスケジュールに必須な管理方法

マイルストーンの意味とは?

マイルストーンは、日本語に直訳すると一理塚(いちりづか)のことです。一里塚とは、江戸時代に生まれた一定間隔(一理約3.927キロ)ごとに目印のために土を盛った里程標のことです。

この意味から、ビジネスでは物事や仕事に対する進捗などを段階ごとに管理するということを、一里塚、つまりマイルストーンという言葉が使われるようになりました。

一般的には中間地点という意味で使われており、仕事が一定段階まで進んだかどうかを評価するために用いられることが多いです。

マイルストーンは、日本由来の和製英語のようですがそうではありません。マイルストーンは英語でmilestoneと書きます。

マイルは距離、ストーンは石を意味します。オリジナルはラテン語で、日本の一里塚と同じようにある一定の距離を標すために置かれた石のことをさします。

海外で用いられていたこの「マイルストーン」という言葉が、そのまま現代の日本でビジネス用語として使われています。

マイルストーンとスケジュールの違い

一見するとマイルストーンとスケジュールはどちらも同じ意味をもつ言葉と思うかもしれません。

しかしながら、実際には大きく異なる言葉であり、同じ意味で使われるのは誤用と言えるでしょう。

マイルストーンは「中間地点を管理する」という意味をもつ言葉です。それに対して、スケジュールは、「プロジェクト全体を管理する」という意味合いをもつ言葉です。

つまり、マイルストーンは「スケジュールの中に置ける工程ごとのチェックポイントである」とイメージするとわかりやすいかもしれません。

スケジュール内の工程を細分化して中間地点・作業の進捗を管理できるようにしたのがマイルストーンなのです。

小規模なスケジュールであればマイルストーンは必要ありませんが、数週間~数ヶ月に及ぶスケジュールの場合は、進捗管理が難しくなるためマイルストーンを設定することが多くなります。

進捗管理という意味合いでは、スケジュールを先に立てておき、スケジュールだけでは管理が難しい場合にマイルストーンが使われると思っておくといいでしょう。

マイルストーンとKPIとの違い

KPIは目標達成のための行動を管理するための指標です。こちらも段階的なKPIを設定することがあるため、実際にやっていることはマイルストーンと同じものと思うかもしれません。

しかしながら、マイルストーンは実際の工程を管理するためのものであり、目標達成を管理するためのKPIと同じ意味で使われることはありません。

KPIにマイルストーン遵守率・達成率を含めることも少なく、明確にKPIとマイルストーンは使い分けられます。

そのため、マイルストーンとKPIは基本的にそれぞれ別ものであると覚えておきましょう。

KPIとマイルストーンを同じ意味で使っていると、聞き手は混乱してしまう可能性が高いので注意してください。