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パネルディスカッションの意味とは?パネリストがすべき準備〜進行形式

パネルディスカッションの意味とは?

パネルディスカッションとは、「discussion」つまり討論会の一種です。パネルは英語表記で「panel」。「審査団」を意味する通り、セッションの形式に特徴があります。

パネルディスカッションに参加するのは1人のコーディネーター(進行役)と、複数人のパネリスト、そしてフロア(聴衆)です。まずは掲げられたテーマに沿って、パネリストが意見やスタンスを発表。そしてフロアを交えた意見交換を行います。

1990年代に登場したといわれるパネルディスカッション。現在でもイベントや、学生の知識を深める方法として目にする機会は多いでしょう。

また起業から2〜3年で急成長しているスタートアップ。これらの企業にとっては事業内容や将来的なビジョンを発表し、知名度を上げる方法として注目されています。

そしてパネルディスカッションに似た言葉として、「ディベート」も聞いたことがあるのではないでしょうか? ディベートは「テーマをするのか・しないのか」。つまり反対と賛成の立場に分かれてセッションを行います。

対してパネルディスカッションは「テーマをどのように進行するか」。つまりテーマを掘り下げていくことを目的とします。

パネリストの意味とは?

パネリストとは、パネルディスカッションで意見を発表する、専門的な立場の参加者を意味します。パネリストと同じ意味を持つ言葉に「パネラー」がありますが、こちらは和製英語です。

パネリストの役割を説明するために、まずはパネルディスカッションとシンポジウムの違いを見ていきましょう。パネルディスカッションとシンポジウムは、ほぼ同義です。しかしフロアの参加スタンスが大きく異なるといわれます。

シンポジウムにおいて、パネリストの意見発表後に積極的に求められるのが、フロアの意見です。つまり最終的には、会場全体で議論が行われます。

一方でパネルディスカッションは、質疑応答の時間がとられる場合もありますが、基本的にパネリスト同士で意見交換が行われると考えてよいでしょう。つまりパネルディスカッションでは、セッションの中核となるのはパネリストの意見です。

イベントなどで行うパネルディスカッションの場合、パネリストの最適人数は5人前後だといわれます。持ち時間があり、最終的に意見をまとめる必要性があるため、人数をある程度しぼることになるのです。

しかし近年、Zoomなどに見られるオンライン型のパネルディスカッションでは、フロアとパネリストに明確な線引きがないことが特徴です。

主催者の権限で、ディスカッション中はどちらの立場にも変更可能。そしてパネリストの人数も、イベントの規模によって数百〜数千人の上限があります。

パネルディスカッションの準備

パネルディスカッションの準備は、参加するポジションによって手間のかかり方が異なります。

最も準備に時間がかかるのは、もちろん主催者とコーディネーターです。主催者はまず会場を決定しなければなりません。

・何人が収容できるのか
・開催日程は
・プロジェクターやスクリーンなどの設備は

などの調整が必要です。また主催者にとって最重要課題は、テーマの選定。セッションが行われやすく、フロアに関心を持たれやすいテーマを心がけましょう。

そしてコーディネーターの準備として、最も大切なことはパネリストの手配です。専門的な知識を持ち、パネルディスカッションにおいて自分のポジショニングに理解のあるパネリストを選出する必要があります。また、

・謝金
・交通費
・前泊の場合、ホテルの手配
・当日の進行表をパネリストに配布

などパネリストが気持ちよくパネルディスカッションに参加できるよう、事前の配慮も必要です。

そしてパネリストとして参加する場合は、大勢の人の前で話す練習をするといいでしょう。会場の設備によっては、スライドなど参考資料も準備しなければなりません。