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ロジカルシンキングの意味とは?トレーニングや思考方法5例を紹介!

ロジカルシンキングの意味とは?

ロジカルシンキングの意味とは、一般的に論理的思考と言われる考え方・思考法のことを指します。

1990年代から注目されている思考法であり、社会人が身につけるべき重要な考え方の一つとして知られています。

ロジカルシンキングのスキルを身につけておくことで、感情などのノイズに妨げられることなく論理的で現実的な道筋を立てて物事を考えられるようになります。

論理的で現実的な思考をもとに計画を立て、行動するということは、業務において非常に重要な要素であるため、ビジネスの場ではとても有用な考え方です。

ロジカルシンキングができる方は、何事にも生産的に取り組むことができるようになり、仕事でも業務効率を高めることができるでしょう。

ビジネスの現場で必要なロジカルシンキング

ビジネスの場では、浮上した問題を解決するために物事を考える場面が頻繁にあります。

どうすればプロジェクトを次のフェーズに進行できるか、与えられた予算内でプロジェクトを完成させるにはどうすればいいか、などなど。

これらのことを考えるときに、ロジカルシンキングできるかどうかが重要になってきます。

ビジネスの場では一つの失敗が大きな問題になってしまうことがあるため、非現実的な答えはあまり求められません。

ブレインストーミングと組み合わせて解決法などを探していく場合は少し事情が変わってきますが、最終的に出す答えは必ず論理的かつ現実的なものになることが一般的です。

ロジカルシンキングのスキルがないと、一見すると実現できそうなものでも予算や人的コストの都合で実現できなかったり、時間的な制約を解決しないまま答えを出してしまうでしょう。

これらの問題が顕在化した頃には手遅れになっていることが少なくありません。

無駄なリスクを負わないためにも、現実的な答えを出せるロジカルシンキングがビジネスでは重要とされています。

ロジカルシンキングを活用すべき場面

ロジカルシンキングを活用すべき場面・役に立てられる場面は、ビジネス上だけでも数多くあります。

ロジカルシンキングのスキルを身につけたとしても、それを適切な場所に使いこなすことができなければ意味がありません。

そこで、ロジカルシンキングのスキルを習得したとして、実際にはどういった場面で活用すべきなのか解説していきます。

1.商談

商談の場では、ロジカルシンキングが非常に役に立ちます。

論理的思考能力が高いと人間関係が良くなりやすいとされていますが、人間関係は商談において非常に重要です。

どれだけ素晴らしい製品をプレゼンしたとしても、人間性が低くかったり感情論ばかりで取引先のことをないがしろにするようでは商談は上手くいかないでしょう。

ロジカルシンキングができると、商談を成功させるにはいったい何をすればいいのかを的確かつ現実的な方法を考え出して実践できるようになります。

ロジカルシンキングができるようになると、自然と論理的で現実的な方法を見つけ出せるようになるため、商談成功率も高くなっていくでしょう。

2.プレゼン

プレゼンでは、プレゼンする内容を自分自身が理解していたとしても、相手に伝わらなければ意味がありません。

特に専門性の高い難しいテーマだと、資料を丁寧にまとめただけのプレゼンでは本質が伝わらないこともあるでしょう。

そのため、相手にプレゼンで使えたいことがしっかり伝わるにはどうすればいいのかを事前に考えて戦略を立てておかなければなりません。

この戦略を考えるときにロジカルシンキングが役に立ちます。

何をどのように伝えれば良いかということをロジカルシンキングによって明確にするのです。

わかりにくいプレゼンというのは、話が論理的につながっていないもの。そのような問題点をロジカルシンキングは解決してくれるのです。

3.交渉

交渉が苦手という方は、ロジカルシンキングができていないのかもしれません。

交渉はロジカルシンキングと深い関係性を持つビジネススキルです。

交渉ではお互いが納得する案を出さなければいけませんが、そういった案は絶対に現実的なものでなければいけません。

どちらか一方のみが大きな得をし、もう一方は大きな損をする内容は現実的ではありません。

ロジカルシンキング能力を高めることで、交渉を成立させやすい・双方が納得しやすい案を出せるようになり、交渉がスムーズに運んでいくでしょう。

ロジカルシンキングの構成要素

ロジカルシンキングは、複数の考え方で構成されています。

論理的思考に繋がる考え方を複数組み合わせることでロジカルシンキングできるようになり、質の高い答えを出すことができます。

ロジカルシンキングの構成要素は、

  • ・思考対象の物事への正しい理解
  • ・バイアスにとらわれない客観的な視点
  • ・筋道の通った証明

の3つ。どれか一つでもかけているとロジカルシンキングはうまくいきません。

1.物事への正しい理解

ロジカルシンキングでは、物事への正しい理解が必要です。

物事を正確に捕らえられないと論理的な判断が難しく、現実的な答えを出すことは難しいでしょう。

簡単にまとめると、英語で言う5W1Hである、誰が・いつ・どこで・何を・なぜ・どのようにを考えられるかということです。

ビジネスではコスト・予算の問題もでてくるため、いくら(How much)を追加した5W2Hで考える必要も出てくるでしょう。

2.バイアスに囚われない客観的な視点

バイアスに囚われず、完璧な視点で物事を考えられることも大切です。

他人の考え方で惑わされてはいけないという心理的な要素を含むため、ロジカルシンキングの中で最も難しい構成要素でしょう。

「〇〇さんが良いと言っていたから」というような要素を考えに利用することも十分に有効ですが、ロジカルシンキングではノイズになることがあります。

ロジカルシンキングの意味は合理的な思考方法を指しているため、ノイズになってしまうバイアスは排除して物事を捉えなければいけません。

不要なバイアスを無視できるかどうかが、ロジカルシンキングを習得する大きな要になるでしょう。

3.筋道の通った証明

ロジカルシンキングで結論を出す時、必ず筋道の通った結論になります。

そのためには、考え方に対する主張と根拠が成り立っていて、筋道が通ってなければいけません。

簡単にまとめると、主張に対して根拠となる要素を説明できるか、ということです。

ロジカルシンキングの思考法5例

ロジカルシンキングは論理的な考え方をする思考法です。

ですが、そのロジカルシンキングの思考法を細かく分けると複数種類に分かれ、思考法によって結論の出し方も変わってきます。

この思考法のことをロジカルシンキングではフレームワークと言い、ロジカルシンキングを身につける際にセットで覚えておくことが一般的です。

ロジカルシンキングのフレームワークとは何十種類も存在するため、ここでは代表的なフレームワークを5つ紹介します。

1.MECE(ミーシー)

ロジカルシンキングで一般的なフレームワークがMECEです。

MECEは、「漏れなくダブり無く」を英語にしたものの頭文字をとった名前で、ロジカルシンキングで採用されることが多いです。

MECEでは、アイデア・戦略の立案などで使いやすく、アイデアなどを漏れなく出し切った上で結論を出していきます。

もれなくアイデアを出すことで、アイデア漏れによる機会損失などのリスクを防ぐことができ、精度の高い結論を出すことが可能です。

MECEは様々な方向からの意見が必要であるため、一人ではなく複数人で議論する場合に向いているフレームワークといえます。

2.ピラミッド構造

ピラミッド構造はロジカルシンキングの中でも難しいフレームワークの一つです。

ピラミッド構造を使ってロジカルシンキングを行う場合、事前になんらかのフレームワークで一つの結論・答えを出しておきます。

その結論に対して議論し、2つ3つ程度の結論を出し、最初に出した結論に対する根拠を作り、より論理的な結論である証明に使います。

結論に対する結論を根拠とすることで、最初に出した結論が間違っていないかを証明していくことが可能です。わかりやすくいうと、「So What?/Why So?」を何度も繰り返し、論理を整理していくということになります。

3.ロジックツリー

ロジックツリーはロジックシンキングフレームワークの中でも比較的簡単な方法です。

マインドマップに近い考え方であり、選択肢の洗い出しや原因の究明に役立ちます。

例えば「売上が落ちた」というテーマの時、

  • 売上が落ちたのはなぜ:内的要因?外的要因?
  • 外的要因だった:季節?コロナウイルス?競合他社?
  • 競合他社にシェアが奪われた可能性が高い:A社?B社?C社?
  • B社に奪われた

このように、選択肢をツリー状に分岐させて結論を探していくフレームワークがロジックツリーです。

4.3C

3Cとは、Customer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の頭文字をとった言葉です。

具体的には、顧客・自社・競合を分析したもののことであり、それぞれの属性などを洗い出して分析する手法です。

3C分析は結論を出すためのフレームワークというより、結論を出すための材料、またはアイデアを出すための分析であるため、他のフレームワークと組み合わせて結論を出すことが少なくありません。

5.SWOT分析

SWOT分析は、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つを分析するフレームワークです。

SWOT分析を行うことで、自社の弱みや強みを論理的に分析してまとめることができ、今後の戦略立案などに役立てられます。

こちらもSWOT分析だけで結論を出すことは少なく、MECEやロジックツリーなどと組み合わせて使用することが多いです。

ロジカルシンキングができる人の共通点

ロジカルシンキングできる人は、いくつか共通点を持っていることが多いです。

ロジカルシンキングができる人の共通点というのは論理的思考に関係するスキルであり、ロジカルシンキングができるようになると、自然に習得できるスキルでもあります。

それでは、ロジカルシンキングができる人の共通点についていくつか見ていきましょう。

1.構造の理解が早い

ロジカルシンキングができる人は、物事の構造の理解が早いです。

ロジカルシンキングができる人は論理的に物事を分析することがスキルとして身についているため、物事の構造を分解して理解することに慣れています。

短時間でその場で説明できるレベルにまで理解できていることも多いため、ロジカルシンキングができる人は物覚えが良い傾向もあります。

2.例え話が上手

ロジックシンキングができる人は、論理的な考えを持つことができます。

論理的思考ができる方は例え話が得意な傾向にあり、人に説明することが上手であることが多いです。

直感的思考の比重が高い方の場合、自分自身の直感で理解できていても相手に伝わるように説明できない(人に伝わるように論理的な考えを整理できない)ことがあります。

論理的思考ができる方は、ただ説明するだけではなく相手に伝わるように説明できるため例え話が上手であることが多いのです。

3.順序立てが早い

物事を頭の中で整理して順序立てることに長けています。

正しい優先順位を素早くつけられるため。仕事がたくさんあっても悩むことが少なく、テキパキと業務を遂行していきます。

そのためロジカルシンキングができる方は、仕事の優先順位の付け方の制度が高いため、仕事の割り振りなどマネジメントの業務を任せられる事が少なくありません。

ロジカルシンキングのトレーニング方法

ロジカルシンキングは一つの論理的思考であるため、論理的思考が苦手な方はトレーニングを積まなければいけません。

少なくとも雰囲気・感覚だけで身につける事は性質上難しいでしょう。

そこで、ロジカルシンキングを習得するためのトレーニング方法について紹介します。ロジカルシンキングができるようになると、物事を正しく理解し、効率よく判断できるようになるのです。

1.思考法を使ってみる

最も手っ取り早いのは、ロジカルシンキングのフレームワークを使って物事を考えてみることです。

ロジカルシンキングというと、とても抽象的な言葉なので何をしたらいいのかわからないかもしれません。

ですが、既に完成されているフレームワークに当てはめて物事を考えてみることで、ロジカルシンキングのトレーニングを行えます。

初めはカンタンなロジックツリーから始めてみるといいでしょう。ロジックツリーは選択肢を分岐していくだけに近いので、難易度は低いです。

ピラミッド構造はかなり難易度が高いため、ロジカルシンキングが未熟な方は触れないことをおすすめします。

2.仮説を論理的に説明する

「Aエリアに広告を出せば〇〇の売上を20%伸ばすことができる」

このような仮説を論理的に説明する練習をしてみましょう。

仮説を論理的に説明するには、その仮設の構造をしっかり理解しなければなりません。

なぜその仮説を立てられるのか、仮説は実現可能なものなのか。このようなことを考えて説明できるようになると、自然とロジカルシンキングが鍛えられます。

3.相手が1回で理解できるように意識する

1回の説明で相手が理解できることを意識するようにしましょう。

相手は一回で理解できるように説明するには、相手を納得させられる・理解させられる論理的な説明が必要です。

そのため、2回3回説明して理解させるのではなく、1回で理解させられる努力をしましょう。

ただし、いくつかのキーワードをつなげるだけで伝わる話(趣味の話など)では練習になりません。

理解力があまり高くない相手に対し、相手が知らない内容の話であっても、理解できるように説明することを意識するようにしてください。

ロジカルシンキングのスキルを生かして副業・複業にチャレンジ

ロジカルシンキングのスキルはどんな仕事でも役立つます。

そのため、ロジカルシンキングのスキルを活かして新しい副業・複業にチャレンジしてみると、新たな発見につながるかもしれません。

論理的思考能力を高めておくことで、経験が乏しい仕事でもすぐに理解して取り組めるため、新しいスキルをさらに習得できます。

新しいスキルや知識が身につけば、それを今後のロジカルシンキングに活かすこともできるでしょう。

複数スキルの掛け合わせは、すなわちスキルの応用に繋がるため、より高度な業務を行えたり業務効率をさらに高めることもできます。

ロジカルシンキングはただの思考法の一つに過ぎないと思うかもしれません。

しかし、この記事の前半でも解説したように、ロジカルシンキングがビジネスの場において非常に重要な思考法であり、しっかりと意味のある思考法なのです。

ロジカルシンキングができれば、新しい仕事・別の仕事をすることになっても困ることが少なくなるでしょう。

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ロジカルシンキングは仕事において非常に有用です。

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