成功報酬無料のSaaS型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を展開する株式会社Another works(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:大林 尚朝)は、2022年4月6日、滋賀県甲賀市と連携協定を締結し、行政へ複業人材を登用する実証実験を開始しました。あわせて本日より、複業人材の募集を広報戦略アドバイザーの1職種で開始いたします。
Another works は27例目となる実証実験を成功させ、行政における複業人材の登用を推進するリーディングカンパニーとして更なる成長を目指して参ります。
https://special.aw-anotherworks.com/public-koka.shiga/index.html
■実証実験の背景
日本は人口減少・少子高齢化という深刻な課題に直面しています。国は自律的で持続的な社会を維持するため、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局と内閣府地方創生推進事務局を両輪とし、地方創生の推進に向け取り組んでいます。
そこで弊社でも、複業クラウドを活用し全国の自治体が抱えるさまざまな課題と、その課題を解決できるスキルをもつ複業人材とのマッチングを支援することで、地方創生に貢献できないかと考え、自治体連携を推進しています。現在は23道府県27自治体と連携しており、そのうち19自治体では実証実験が終了しています。
■甲賀市と取り組む実証実験の概要
甲賀市とAnother worksの実証実験では、複業クラウドを活用し広報戦略アドバイザーの1職種を公募します。
これまでの広報は市民への周知など、行政が伝えたいことが主となっており、市民 の知りたいことを丁寧に調査し、それを軸に分かりやすく伝えることができていないと感じています。また、本市のまちの魅力や行政施策は他市町と比べて、劣っているわけではなく、むしろ先進的かつ特徴的な取り組みも多くあるにも関わらず、その存在が市民に十分に伝わっておらず、結果として市民の暮らしの満足度が低位となっています。
市民のニーズに寄り添った広報は共感を呼び、甲賀市に住みつづけたいという定住意向につながります。そして、まちの魅力をほかの人にも伝えたくなり、拡散することは移住者にも伝わります。これらの取り組みを市内外に「魅せる」広報戦略のアドバイザーとして、民間複業人材の力をお借りしたいと考えています。
たくさんのエントリーをお待ちしております。
■募集職種
・広報戦略アドバイザー
https://talent.aw-anotherworks.com/projects/16566
応募は複業クラウドにご登録後、エントリーをお願いいたします。
■スケジュール
4月6日 公募開始
4月20日 公募終了
5月下旬 内定
6月~ 業務開始
11月末 業務終了
12月 最終報告会
※実験成果によっては延長あり
■甲賀市長 岩永 裕貴 氏からのメッセージ
滋賀県甲賀市は、関西圏と中部圏の結節点にあり、新名神高速道路のインターチェンジが市内3ケ所にされるなど、良好なアクセス条件が整っていることから、多くの企業が集積し、工業製品出荷額は14年連続1位を維持しつづけています。併せて、甲賀忍者、信楽焼、東海道五十三次の宿場町をはじめ、朝宮茶や土山茶、甲賀野菜など数多くの魅力的な資源があります。
このようななか、甲賀市ではまちづくりの新たな羅針盤として、第2次甲賀市総合計画を策定し、「アフターコロナを見据えた『新しい豊かさ』によるまちづくり」を進めているところです。コロナ禍という大きな時代の転換期において、自然(外遊び)や趣味、文化、芸術、ICTなどが日常の暮らしの近くにあり「ゆっくり暮らせる」こと。そして、出産、育児、進学、就職、起業などをオール甲賀(市民、企業、行政)で応援し、「チャレンジできる」こと。この2つは「新しい豊かさ」を象徴するキーワードであり、これらの取り組みが「選ばれるまち」に結び付くものと確信しています。
令和4年度においては、これらのキーワードをもとにした移住定住施策を加速させる予定であり、その取り組みを市内外に「魅せる」ため、広報戦略のためのアドバイザーが必要不可欠です。
行政に新しい風を吹き込んでいただき、オール甲賀の取り組みの一員として、共に活躍いただける意欲ある方をお待ちしています。
■滋賀県甲賀市 概要
自治体名:滋賀県甲賀市
住所:〒528-8502 甲賀市水口町水口6053番地
自治体HP:https://www.city.koka.lg.jp/
■自治体連携について
Another worksと連携している自治体との取り組みはこちらからご確認いただけます。
連携希望の地方自治体担当者様がいらっしゃれば、気軽にご連絡ください。